2024-11-14 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、米中関係の悪化を警戒 様子見気分も
14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.32%安の3428.37ポイントだった。深セン成分指数は1.04%安の11240.64ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆1045億900万元だった。
上海総合指数は安く寄り付くと、総じてマイナス圏でもみ合った。米トランプ次期政権の主要人事に対中強硬派が目立っており、米中関係のさらなる悪化への警戒感が引き続き重荷。小売売上高や鉱工業生産など10月の中国の主要経済指標の発表を翌日に控え、様子見気分も漂った。
セクター別では、バッテリー素材、自動車、通信サービス、軍需関連が安い。半面、保険が全面高となったほか、銀行も買われた。
上海B株指数は0.81%安の279.63ポイント、深センB株指数は1.48%安の1271.58ポイント。