2024-09-13 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:続伸、世界的な金融緩和への転換に期待 紫金鉱業集団が高い
13日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.97%高の17408.38ポイントだった。中国企業指数は1.05%高の6080.42ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で519億7000万HKドル。
ハンセン指数は高く始まり、朝方に上げ幅を拡大。世界の中央銀行が利下げにかじを切ったとの見方から買いが入ったもよう。欧州中央銀行(ECB)に続いて米連邦準備理事会(FRB)が18日に政策金利を引き下げる見通しで、他の主要国も金融緩和に動きやすくなるとして投資家心理が強気に傾いた。ただ、ハンセン指数は50日移動平均(前引け時点で17416.92ポイント)を超えると伸び悩み、結局は同水準を下回って引けた。
個別では、金鉱大手の紫金鉱業集団(
02899)、自動車販売の中升集団(
00881)が大幅に続伸。不動産株の龍湖集団(
00960)と華潤万象生活(
01209)も高い。医薬品関連の上昇が目立ち、国薬控股(
01099)、翰森製薬(
03692)、中国生物製薬(
01177)、無錫薬明康徳新薬開発(
02359/
603259)が買われた。半面、ビール大手のバドワイザーAPAC(
01876)が続落した。