2024-09-13 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落、様子見ムードが重し 不動産株は高い
13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.09%安の2714.77ポイントだった。深セン成分指数は0.09%安の8046.88ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3241億4500万元だった。
上海総合指数は序盤に高くなる場面もあったが、徐々に上げ幅を縮小すると、マイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。前日の米株高が好感されたほか、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がったが、中国では14日に小売売上高や鉱工業生産など主要経済指標が発表されるとあって様子見ムードは強く、中秋節の連休を前に持ち高調整の売りも相場の重しとなった。セクター別では、バッテリー素材や電源設備、酒造などが売られた。半面、中国政府が早ければ今月中にも既存住宅ローンに関する支援策を発表するとの見方から不動産が買われた。貴金属や保険も高い。
上海B株指数は0.09%安の229.19ポイント、深センB株指数は0.40%安の1032.46ポイントだった。