2024-08-05 |
中国/政策/サービス |
|
中国の国務院、サービス消費振興策を公表
中国の国務院(内閣に相当)は3日、サービス消費の振興策を公表した。イノベーションによってサービス消費の内的な勢いを刺激し、サービス消費の新たな成長点を育成して経済の質の高い発展を支える柱とする。
国務院は振興策を「サービス消費の質の高い発展の促進に関する意見」として各地方や関連部局に通知し、協力してサービス消費の質を向上させて国民に恩恵をもたらし、サービス消費のハイシーズンに消費促進活動を展開するよう指示した。「意見」の要点は次の6項目。
1、外食・宿泊施設、家事サービス、養老施設・託児所などのインフラ型消費を掘り起こす。
2 、文化・娯楽、観光、スポーツ、教育と訓練、住宅サービスなどの改善型消費活力の活力を刺激する。
3、デジタル、グリーン、ヘルスケアなどの新型消費を育成し拡大する。
4、サービス消費の勢いを増強し、新たなサービス消費シーンを作り出し、サービス消費ブランドの育成を強化し、サービス産業の市場参入条件を緩め、通信などの分野の開放を続ける。
5、サービス消費環境を最適化し、サービス消費の監督管理を強め、誠実で規則を順守する運営を指導し、サービス消費基準を改善する。
6、政策保証を強化し、財政と税制および金融での支援を強化する。人材支援を拡充し、統計・モニタリング水準を向上させる。