2024-07-19 |
米国/マーケット/証券 |
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NY市況(18日):ダウ533米ドル安と7日ぶり大幅反落、半導体株は反発
18日のNY株式相場は下落。前日に大きく下落した半導体株が反発したものの、アップル、アマゾン、アルファベットなどのハイテク・ジャイアントからの資金流出が続いたほか、足もとで急上昇した小型株や景気敏感株にも利益確定売りが強まった。
前日まで6日続伸したダウ平均は朝方に177米ドル高まで上昇し、5日連続で取引時間中の史上最高値を更新したが、533.06米ドル安(-1.29%)と7営業日ぶりに大幅反落して終了した。S&P500も0.46%高まで上昇したが、終盤に1.17%安まで下落し、0.78%安と2日続落して終了。前日に2.77%下落したナスダック総合も0.74%高まで上昇後、1.32%安まで下落し、0.70%安で終了した。
一方、前日に6.81%下落したフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は一時1.90%高まで上昇し、0.51%高で終了した。
週初来ではダウ平均が1.66%高と3週続伸ペースとなった一方、S&P500が1.26%安と3週ぶりの反落ペースとなり、ナスダック総合は2.87%安と7週ぶりの反落ペースとなった。小型株指数のラッセル2000は1.85%安と2日続落したものの、2.33%高と2週続伸ペースとなった。
S&P500の11セクターはエネルギー(+0.33%)を除く10セクターが下落。ヘルスケアが2.29%安となったほか、金融、一般消費財、素材が1%超下落。ダウ平均採用銘柄はインテル、シェブロン、ベライゾンを除く27銘柄が下落。ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースが3%超下落し、ボーイング、アマゾン、アップルも2%超下落した。
引け後の動きでは、ネットフリックスが時間外で一時6%下落したが、その後は終値を上回っての推移となっている。