2024-05-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、方向感乏しく 様子見気分も
30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.12%安の3107.18ポイントだった。深セン成分指数は0.08%安の9407.83ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4414億3100万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しく、前日終値を挟んだ一進一退の展開。中国当局の政策支援で恩恵を受ける銘柄への買いが下値を支える一方、米早期利下げ期待の後退と米長期金利の上昇を受けて為替市場で米ドル高・人民元安が進んだことが嫌気された。5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の発表を31日に控え、様子見気分も漂った。
セクター別では、貴金属、不動産開発、不動産サービス、電力などが安い。半面、造船が全面高となったほか、半導体、自動車、自動車サービスなどが買われた。
上海B株指数は0.24%安の251.97ポイント、深センB株指数は0.06%高の1146.25ポイントだった。