モルガン・スタンレーは最新リポートで、中国のインターネットサービス大手、テンセント(
00700)を中国・香港株のフォーカスリストに追加した。中国で配信が始まったオンラインアクションゲーム「地下城与勇士:起源」が好調なことに触れ、4−6月期以降にゲーム業務の成長が加速すると予想。純利益は成長余地があり、非GAAPベースで2024年は30%超の伸びが期待できるとした。また、1−3月期決算を発表した後、積極的に自社株買いを再開しており、大株主のプロサスが保有株を売却するマイナスの影響をカバーしているとした。投資判断は「オーバーウエート」に設定している。『香港01』が27日伝えた。
モルスタはこの他に、中国アルミ(
601600)、安踏体育用品(
02020)、宝山鋼鉄(
600019)、中国長江電力(
600900)、寧徳時代新能源科技(300750)、サムソナイト(
01910)、香港電訊SS(
06823)、国電南瑞科技(
600406)、北方華創科技集団(
002371)、ペトロチャイナ(
00857)、ポップマート(
09992)、トリップ・ドットコム(
09961)、紫金鉱業集団(
02899)、中通快逓(ZTO)を中国・香港株のフォーカスリストに入れており、投資判断はいずれも「オーバーウエート」とした。