中国の新興電気自動車(EV)メーカー、小鵬汽車(
09868)は21日大引け後、2024年4−6月期の売上高が前年同期比48.1−63.9%増の75億−83億元になる見通しを明らかにした。納車台数は25.0−37.9%増の2万9000−3万2000台を見込む。
同時に発表した24年1−3月期の売上高は62.3%増の65億4800万元だった。純損失は13億6800万元と前年同期の23億3700万元から縮小し、ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想(22億300万元)より小幅だった。粗利益率は12.9%となり、前年同期(6.2%)や前四半期(1.7%)から上昇した。
1−3月期の納車台数は前年同期比19.7%増の2万1821台。1月に発売した7人乗り大型多目的車(MPV)「小鵬X9」の販売が好調だった。12月31日時点の店舗は178都市に計574店、直営充電ステーションは1171
カ所だった。
小鵬汽車の21日終値は前日比10.51%安の30.65HKドル。