17日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。米連邦準備理事会(FRB)が年後半に利下げを開始するとの期待から、買いが先行。中国の国務院がきょう午前に不動産政策会合を開くと伝わり、関連銘柄が上昇している。
指数は日本時間午前10時49分現在、前日比0.82%高の19534.67ポイントで推移している。個別では、不動産開発の龍湖集団(
00960)大幅に反発するほか、中国海外発展(
00688)、碧桂園服務(
06098)が買われている。中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)や、オンラインゲームのネットイース(
09999)、前日大引け後に2024年1−3月決算を発表した百度(
09888)も高い。半面、電気自動車の理想汽車(
02015)、英金融大手のHSBC(
00005)が下落している。太陽光パネル用ガラスの信義光能(
00968)は大幅に反落。