2024-05-10 |
中国/政策/自動車・二輪 |
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米政府、対中関税の追加を来週にも発表か EVなどが対象
米バイデン政権は、中国製品に対する新たな輸入関税を早ければ来週にも発表するもようだ。事情に詳しい関係者によると、今年11月の大統領選での再選を目指すバイデン氏は、電気自動車(EV)や車載電池、太陽光発電設備など競争戦略と安全保障の上で重要な分野に絞って追加関税を導入することで、対抗候補となるトランプ前大統領との違いを際立たせたい考えとみられる。香港経済誌『信報』が10日、外電を引用する形で伝えた。
バイデン政権は、トランプ前政権が米通商法301条に基づいて導入した関税を見直す作業の結果、新関税の導入を決めた。関係者によれば、既存の関税の大半は現行のまま維持される見通し。トランプ氏は全面的な関税の大幅引き上げを主張している。