中国のインフラ建設大手、中国交通建設（01800/601800）は26日大引け後、2024年1−3月期の新規受注が前年同期比10.8％増の5072億9800万元となり、年度目標の25.5％に達したと発表した（取締役会で決めた目標は1兆9898億9900万元で、2023年の新規受注実績1兆7532億1500万元に13.5％上乗せ）。部門別では、主力のインフラ建設が同15.8％増の4644億2600万元。インフラ設計部門が41.8％減の101億3100万元、しゅんせつ部門が17.8％減の292億1900万元、その他が3.2％減の35億2200万元だった。

　中国本土外での受注は9.4％増の912億3500万元（約129億4300万米ドル）で、全体の18％を占めた。部門別では、インフラ建設が872億8300万元、インフラ設計部門が2億8800万元、しゅんせつ部門が31億2600万元、その他が5億3800万元だった。

　各業務のインフラなどの投資プロジェクトの権益ベース契約額は267億3400万元だった。設計・建設の段階で請け負う施工契約額は215億300万元の見込み。