2024-04-26 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、プラス圏で推移 貴金属株と証券株が全面高
26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.79%高の3076.92ポイントだった。深セン成分指数は1.51%高の9404.83ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6383億6300万元だった。
上海総合指数はプラス圏で推移した。中国政府による景気対策への期待は強いほか、時間外取引で米株価指数先物が上昇していることなどが好感された。ただ、本土市場は来週半ばから労働節(メーデー)連休が始まるとあって、上値が重くなる場面もあった。一方、決算を手がかりに個別物色の動きが活発だった。セクター別では、貴金属と証券が全面高。通信設備やインターネットサービスなども買われた。半面、銀行や石炭、鉄道・道路などが売られた。
上海B株指数は0.65%高の249.29ポイント、深センB株指数は0.56%高の1077.62ポイントだった。