25日の香港株式市場で、ハンセン指数は4日続伸。終値は前日比0.48%高の17284.54ポイントだった。中国企業指数は0.33%高の6120.37ポイント。メインボードの売買代金は概算で1199億1000万HKドル。
ハンセン指数は安く始まった後、ほどなくプラス圏に浮上したが、上値の重さが目立った。本土市場の上昇が好感されたほか、四半期決算などを材料に個別物色の動きもみられたが、指数は約5カ月ぶりの高値水準とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。結局、昨年11月28日以来の高値を連日で更新してこの日の取引を終えた。
ハンセン指数構成銘柄では、中国海外発展(
00688)や龍湖集団(
00960)、華潤置地(
01109)など本土不動産株が買われたほか、石薬集団(
01093)や中国宏橋(
01378)の上昇も目立った。半面、テンセント(
00700)や美団(
03690)が売られて相場の重しとなった。理想汽車(
02015)も安かった。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.54%安の3554.30ポイント。取引を再開したセンスタイム(
00020)は3.75%高。指数構成銘柄以外では、四半期決算を発表した新東方教育科技(
09901)が12%超下げた。