2024-04-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、方向感乏しく 資源株に売り
週明け22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前営業日比0.47%安の3050.89ポイントだった。深セン成分指数は0.17%安の9263.38ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5570億5200万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。前場半ばは高くなる場面もあったが、上値の重さが意識されると、下向きに転じた。イスラエルとイランが報復合戦に陥る公算は大きくないとの見方が広がり、地政学的リスクへの警戒感がやや和らぐなか、中東情勢の緊迫化を受けて買われていた資源株が利益確定売りに押され、相場の重荷となった。
セクター別では、貴金属、石油、石炭が全面安。採掘、宝飾品、ガスも売られた。半面、軍需関連、酒造、バイオ関連などが上昇した。
上海B株指数は1.59%安の248.09ポイント、深センB株指数は0.15%高の1067.04ポイント。