2024-04-12 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:続落、17000ポイント割れ 保険株・不動産株に売り
12日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比1.73%安の16799.67ポイントだった。中国企業指数は1.49%安の5914.24ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で571億9000万HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の17000ポイントを割り込み、序盤に下げ幅を拡大。10日移動平均(前引け時点で16790.96ポイント)を下回って推移する場面があった。米利下げ期待が後退した上、中国景気に対する不安がくすぶり、幅広いセクターで売りが優勢となった。
個別では、保険株のAIAグループ(
01299)、中国平安保険(
02318)、中国人寿保険(
02628)がそろって続落。不動産株の中国海外発展(
00688)、碧桂園服務(
06098)、華潤万象生活(
01209)も安い。乳業大手の中国蒙牛乳業(
02319)は5%近く下げた。一方、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(
09961)、中国スマートフォン大手の小米集団(
01810)が続伸した。