2024-04-12 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:小幅反落、前日終値付近でもみ合い 保険株が全面安
12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反落。前場終値は前日比0.04%安の3033.08ポイントだった。深セン成分指数は0.36%安の9267.05ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4712億9200万元だった。
上海総合指数は高く始まったものの、上げ幅を縮小すると、その後は前日終値を挟んでもみ合った。中国当局が消費財の買い替え促進政策を数日内に公表する見通しを示したことが好感されたものの、16日には1−3月期の国内総生産(GDP)など主要経済指標が発表されるとあって、積極的な買いは控えられた。セクター別では、保険が全面安。バッテリーや文化・メディア、ゲームなども売られた。半面、貴金属が全面高となったほか、宝飾や家電、採掘、港湾も買われた。
上海B株指数は0.05%高の258.99ポイント、深センB株指数は0.15%安の1079.75ポイントだった。