11日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。米3月消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなったことで、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が大きく後退し、前日のNY市場が下落した流れを引き継いだ。中国国家統計局が発表した3月の物価統計は、消費者物価指数(CPI)が0.1%上昇、生産者物価指数(PPI)が2.8%下落だった。市場コンセンサス予想はCPIが0.4%上昇、PPIが2.8%下落
指数は日本時間午前10時34分現在、前日比1.28%安の16919.19ポイントで推移している。個別では、Link REIT(
00823)や信義光能(
00968)、東方海外(
00316)などを中心に売りが優勢となっている。半面、ペトロチャイナ(
00857)が買われている。