2024-04-09 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:4日続落、石油株・自動車株が安い 下値は限定的
9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続落。前場終値は前日比0.15%安の3042.37ポイントだった。深セン成分指数は0.08%高の9402.58ポイントと4営業日ぶりに反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5072億7800万元だった。
上海総合指数は小動きで始まり、序盤に下げ幅を拡大。米連邦準備理事会(FRB)による利下げの見通しを見極めたい投資家が様子見姿勢を強めたもよう。中国と米国の対立への懸念もくすぶっている。もっとも、割安感に注目した買いも入り、指数の下値は限られた。セクター別では、採掘や石油、自動車、貴金属が売られた半面、電池、観光・ホテル、風力発電設備が買われた。
上海B株指数は1.07%高の293.31ポイントと反発。深センB株指数は0.09%安の1085.16ポイントと続落した。