休場明け5日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。米連邦準備理事会(FRB)の高官が利下げに慎重な姿勢を示したと伝わり、国際金融銘柄が買われて指数を押し上げている。米長期金利の上昇が一服したことも、地合いの改善につながったもよう。
指数は日本時間午前10時39分現在、前営業日比0.64%高の16831.80ポイントで推移している。個別では、HSBC(
00005)とAIAグループ(
01299)が反発して相場の上昇を主導。ガラス大手の信義ガラス(
00868)と信義光能(
00968)も高い。半面、医薬品関連の無錫薬明康徳新薬開発(
02359)、薬明生物技術(
02269)、阿里健康(
00241)、国薬控股(
01099)が売られている。