3日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ先送り観測を背景に2日の米株式相場が下落した流れを引き継いだ。前日終値は3月14日以来およそ3週間ぶり高値だったとあって、利益確定売りが先行している。
指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.51%安の16844.47ポイントで推移。個別では、前日高かった中国中信(
00267)、京東健康(
06618)、小米集団(
01810)が売られている。半面、中東情勢の緊迫化を背景に金鉱株の紫金鉱業集団(
02899)、石油株のペトロチャイナ(
00857)とCNOOC(
00883)が買われている。