2024-03-27 |
米国/マーケット/証券 |
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NY市況(26日):ダウ31米ドル安と小幅に3日続落、終盤に失速
26日のNY株式相場は続落。経済指標が強弱まちまちとなる中、主要3指数がそろって上昇してスタートしたものの終盤に失速した。今週は金曜日がグッドフライデーの祝日で休場となるため4日間の取引となるが、金曜日に米連邦準備理事会(FRB)が注目する2月個人消費支出 (PCE) 価格指数が発表されることで様子見姿勢も強まった。
ダウ平均は125米ドル高まで上昇する場面もあったが、31.31米ドル安(-0.08%)と小幅ながら3日続落して終了。S&P500も0.33%高まで上昇後、0.28%安と3日続落して終了。ハイテク株主体のナスダック総合は0.56%高まで上昇後、0.42%安で終了し、2日続落となった。
S&P500の11セクターはヘルスケア、金融など3セクターが上昇し、公益、IT、エネルギー、不動産、資本財など8セクターが下落した。ダウ平均採用銘柄はユナイテッドヘルス、ハネウェルが1%超上昇した一方、3M、ボーイングが2%超下落し、ナイキも1%超下落した。センチメントはやや悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の13.19ポイントから一時12.84ポイントまで低下したが、終盤に上昇し、13.24ポイントで終了した。