21日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。前日のNY市場で主要3指数が史上最高値を更新した流れを引き継ぎ、香港市場でも買いが広がっている。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では市場予想通りに政策金利が5.00−5.25%で据え置かれ、メンバーのFF金利見通し(ドットプロット)では年内3回の利下げ見通しが維持された。
指数は日本時間午前10時34分現在、前日比1.57%高の16802.59ポイントで推移している。個別では、美団(
03690)やAIAグループ(
01299)、テンセント(
00700)などが買われて指数を押し上げているほか、舜宇光学科技(
02382)や紫金鉱業集団(
02899)の上昇も目立つ。半面、華潤電力控股(
00836)が下げている。