CLSAアジア・パシフィック・マーケッツは最新リポートで、中国の生活関連アプリ運営大手、美団(
03690)の目標株価を205HKドルから182HKドルに引き下げた。投資判断は「買い」に維持している。『AAストックス』が15日伝えた。
CLSAは美団について、2023年10−12月期業績は利益率の下押し圧力が強まっている可能性があると指摘。マクロ環境は厳しかったものの、10−12月期の売上高は前年同期比20.6%増の725億元に拡大すると予想した。一方、24年の売上高は前年比18−20%増になるとみているものの、利益率の下押し圧力は依然として強く、1−3月期の調整済みEBIT(利払い・税引き前利益)は5%減少する可能性があるとした。ただ、ライブ配信業務が収益化すれば、利益率も改善するとみている。
美団の株価は日本時間午後2時42分現在、前日比5.81%安の87.50HKドルで推移している。