東亜証券は3月の香港株分析リポートを発表し、推奨銘柄として9銘柄をピックアップした。セクター別では、非必需品が4銘柄と最も多く、次いでITが2銘柄、金融、通信、インフラがそれぞれ1銘柄だった。『インフォキャスト』が14日伝えた。
東亜証券はピックアップした銘柄について、大部分が割安な水準にあり、上昇余地があると指摘。うち、安踏体育用品(
02020)については、約45%の株式を保有するアメアスポーツが2024年に黒字転換すると期待されるほか、チャイナ・モバイル(
00941)は配当性向が一段と上昇する可能性もあるとした。
ピックアップした銘柄と目標株価は以下の通り。
■ネットイース(
09999):200HKドル
■テンセント(
00700):342HKドル
■AIAグループ(
01299):75HKドル
■キャセイ・パシフィック(
00293):11.2HKドル
■サムソナイト(
01910):36HKドル
■サンズ・チャイナ(
01928):26.2HKドル
■安踏体育用品(
02020):98HKドル
■チャイナ・モバイル(
00941):79HKドル
■長江インフラ(
01038):51.8HKドル