2024-03-14 |
米国/マーケット/証券 |
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NY市況(13日):ダウ37米ドル高、半導体軟調でナスダックは反落
13日のNY株式市場は高安まちまち。ダウ平均は37.83米ドル高(+0.10%)と3日続伸して終了し、S&P500は0.19%安と反落して終了。あすの小売売上高やPPIを見極めたいとして値動きは限定的だった。一方、ハイテク株主体のナスダック総合はやや下げ幅が大きく、0.54%安と反落した。エヌビディアが1.12%安となったほか、インテルが4.44%安となるなど半導体関連に売りが目立ち、SOXが2.47%安となったことが投資家心理を冷やした。
米10年債利回りは前日から0.033%上昇し4.1879%。S&P500の11セクターはエネルギー、素材、公共事業、金融など7セクターが上昇し、IT、不動産、ヘルスケアなど4セクターが下落した。
前日はCPIを通過し買い戻しが優勢となったが、きょうはあすのPPIや小売売上高の発表を前に一部は様子見ムード。ダウ平均、S&P500ともに小幅な値動きにとどまった。そのなかで個別では米政府が補助金を取りやめたとの報道が伝わったインテルが4%安。アナリストが投資判断を引き下げたテスラが4%安となったほか、バイデン大統領が日本製鉄による買収計画に懸念を表明する予定と伝わったUSスチールが12%超の下げとなった。