2024-03-06 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:5日続伸、利益確定売りも前引け間際にプラス圏
6日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日続伸。前場終値は前日比0.12%高の3051.35ポイントだった。深セン成分指数は0.34%高の9448.96ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5724億7100万元だった。
上海総合指数は小動きで始まった後、総じてマイナス圏でもみ合った。指数はこれまで4営業日続伸し、昨年11月下旬以来の高値圏で推移しているとあって、利益確定売りが重荷となった。もっとも、全国人民代表大会(全人代)が開催されるなか、政策期待が根強い。下値の堅さが確認されると、前引け間際にプラス圏へ急浮上した。
セクター別では、風力発電設備、ガスが全面高。太陽光発電設備、電気、送配電設備なども高い。半面、保険が全面安となったほか、自動車、文化・メディアなどが売られた。
上海B株指数は0.67%安の263.10ポイント、深センB株指数は0.35%安の1070.65ポイントだった。