UBSは最新リポートで、太陽光発電用ガラスメーカー、信義光能(
00968)の目標株価をこれまでの6.6HKドルから6.9HKドルに引き上げた。投資判断は「買い」を維持。信義光能の2023年12月本決算での純利益が前年比10%増の41億9000万元となり、市場予想を上回ったとの見方を示した。なかでも下期の純利益が前年同期比で46%上昇し、上期の2倍に達したことを評価。下期の天然ガスと炭酸ナトリウムのコスト低下を受けた粗利益率の改善が背景にあったと指摘した。『AAストックス』が29日伝えた。
UBSは太陽光発電用ガラスメーカーの粗利益率の上昇を織り込み、2024−26年予想EPSをそれぞれ6%、9%、13%上方修正。需給の改善と在庫の消化が株価支援材料になるとした。
信義光能の株価は日本時間午後3時28分現在、前日比25.07%高の4.79HKドルで推移している。