2024-02-29 |
中国/業界動向/自動車・二輪 |
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米上院議員、中国産自動車の関税引き上げ法案を提出
対中強硬派として知られる米共和党のジョシュ・ホーリー上院議員は28日、中国から輸入する自動車に適用する基本関税の税率を現在の2.5%から100%に引き上げる法案を提出した。法案が成立すれば、中国産自動車の関税率は現在の27.5%から125%に引き上げられる。また、中国自動車メーカーがメキシコで組み立てた自動車についても100%の関税を課すよう求めている。『信報』が29日伝えた。
ホーリー氏は、「バイデン大統領が中国による脅威から米国の自動車労働者を守るための措置を講じるべき」と語った。
超党派の米議員グループは昨年11月、米通商代表部(USTR)のタイ代表に対し、中国産自動車の関税を引き上げるよう求めた。タイ氏は先月、バイデン政権が「中国の自動車分野における非市場的政策と慣行」を綿密に精査しており、現在の関税水準を見直していると述べた。