中国の新興電気自動車(EV)メーカーの小鵬汽車(
09868)と自動車世界大手の独フォルクスワーゲンは29日朝方、プラットフォームとソフトウエアでの開発協力で合意したと発表した。Bクラス電気自動車(EV)2モデルの共同開発を加速するほか、広範な協力関係を今後いっそう深めていく地ならしとする。
共同開発合意の下、両社がともに使う車両とプラットフォームの部品を共同で調達する計画。共同購入により調達規模を拡大し、フォルクスワーゲンの世界的サプライチェーンを活用することでプラットフォームのコストを削減し、共同開発するBクラスEVの競争力向上を図る。
昨年7月に両社が結んだ資本技術提携に基づき、フォルクスワーゲンは同年12月に小鵬汽車の新株を引き受け、発行済み小鵬汽車株の4.99%を保有している。
小鵬汽車の28日終値は前日比5.16%安の34.90HKドル。