HSBCグローバルリサーチは最新リポートで、香港の大手不動産開発業者、新鴻基地産(
00016)の投資判断を「買い」に維持した一方、目標株価を100.3HKドルから95HKドルに引き下げた。『信報』が22日伝えた。
HSBCは新鴻基地産について、不動産販売の伸びが想定以上に鈍化したことを受け、株価は昨年9月以降に19%下落し、同期のハンセン指数(12%下落)をアンダーパフォームしたと指摘した。現在の市況を考慮すると、不動産販売の下押し圧力は強いものの、賃貸向けの不動産は多様化が進んでおり、リスクの軽減に有効的に働くとの見方を示した。
新鴻基地産の株価は日本時間午後4時30分現在、前日比0.93%高の75.85HKドルで推移している。