2024-02-19 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続伸、一時2900ポイント回復 ゲーム株全面高
休場明け19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続伸。前場終値は前営業日比0.90%高の2891.80ポイントだった。深セン成分指数は0.14%高の8832.97ポイントと4営業日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6360億4400万元だった。
上海総合指数は高く寄り付き、序盤に上げ幅を拡大。一時は心理的節目の2900ポイントを回復した。中国の追加金融緩和に期待する買いが相場を押し上げている。中国人民銀行(中央銀行)機関紙の『金融時報』は18日、事実上の政策金利である優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)は下がる余地があり、特に住宅ローン金利の目安となる5年超物は引き下げの可能性が大きいと報じた。春節(旧正月)連休中の国内消費の拡大を示す統計も材料視されたもよう。
セクター別では、ゲームが全面高のほか、教育とインターネットサービス、文化・メディア、コンピューターが買われた。半面、証券、バッテリー素材が売られた。
上海B株指数は0.10%高の249.63ポイント、深センB株指数は1.15%高の1028.43ポイントとともに4営業日続伸した。