2024-02-08 |
香港/企業動向/医薬・バイオ |
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薬明生物技術が反落、米上院で「バイオセキュア法案」共同提案者が6人に回復
8日の香港市場で、医薬品受託開発を手掛ける薬明生物技術(
02269)と無錫薬明康徳新薬開発(
02359)が4日ぶりに反落。中国メディア『格隆匯』は、中国バイオ企業の米国事業を制限する「バイオセキュア法案」の共同提案者数が回復し、嫌気した売りが出たとの見方を伝えた。
同法案(S.3558提案)はゲーリー・ピーターズ議員(民主党)が2023年12月20日に上院へ提出した。ロイター通信は7日、S.3558提案の共同提案者が6人から0人になったと報じ、これが材料視されて薬明生物技術と無錫薬明康徳新薬開発に買い直しが入った。しかし米議会情報サイトによると、現時点の共同提案者は6人に戻っている。
関連銘柄の8日前場終値は次の通り。
■薬明生物技術(
02269):17.74HKドル(前日比7.51%安)
■無錫薬明康徳新薬開発(
02359):47.35HKドル(同7.97%安)