2023-11-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土大引け:続落で1週間超ぶり安値、米金融引き締め継続を警戒
22日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前日比0.79%安の3043.61ポイントだった。深セン成分指数は1.41%安の9855.66ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で8754億3600万元だった。
上海総合指数は前日のNY市場が下落した流れを引き継ぎ、ほぼ終日マイナス圏で軟調に推移した。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で金融引き締め策の継続姿勢が示されたことが嫌気されたほか、中国の景気減速も警戒された。中国政府による景気対策への期待は根強いものの、終値は10日以来、1週間超ぶりの安値だった。セクター別では、バッテリー素材と風力発電設備が全面安となったほか、電機や自動車も売られた。半面、文化・メディア、小売り、ソフトウエア開発などが買われた。
A株市場では、浙江世宝(
002703)や武漢光迅科技(
002281)、東旭光電科技(
000413)が大きく売られたほか、福建龍浄環保(
600388)や中国アルミ(
601600)も安かった。半面、華夏幸福基業(
600340)や国投電力控股(
600886)、奥飛娯楽(
002292)などが買われた。
上海B株指数は0.95%安の231.39ポイント、深センB株指数は0.43%安の1077.56ポイント。