2023-06-09 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:小動き、FOMC前に様子見ムードが重し
9日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。米国で8日発表の週間の新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったことで、米利上げが長期化するとの懸念が和らいだものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控えて様子見ムードは強く、相場の重しとなっているもよう。寄り付きと同時に発表された5月の中国消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)はそれぞれ前年同月比0.2%上昇、4.6%下落だった。市場予想はそれぞれ0.3%上昇、4.3%下落。
指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.01%安の3213.19ポイントで推移している。セクター別では、造船が全面安となっているほか、ゲームや不動産開発も売られている。半面、自動車が全面高。自動車部品や自動車サービスも買われている。