2023-06-06 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅に4日続伸、政策期待の買いが支え 保険株は全面高
6日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に4営業日続伸。前場終値は前日比0.05%高の3233.98ポイントだった。深セン成分指数は0.53%安の10887.52ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5505億5700万元だった。
上海総合指数は反落して寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退の方向感に乏しい展開。週内に5月の中国の貿易統計や物価統計の発表を控え、前日に続いて様子見気分が広がっている。人民元安を受けた売りが出る一方、「新型都市化」などの政策の恩恵を受けそうな銘柄が買われて相場を支えた。
セクター別では、保険が軒並み高のほか、教育、不動産開発、小売り、銀行が買われた。半面、電機や電力、電子部品、軍需関連が売られた。
上海B株指数は0.07%高の274.43ポイントと4日続伸。深センB株指数は0.25%高の1114.78ポイントと反発した。