2023-06-05 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅続伸、政策期待が支え 様子見気分も
週明け5日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅続伸。前場終値は前営業日比0.08%高の3232.81ポイントだった。深セン成分指数は0.62%安の10930.25ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5702億元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、序盤はマイナス圏に沈む場面もあったが、その後はプラス圏でもみ合った。先週末に買われていた銘柄の利益確定売りが重荷となる半面、根強い政策期待が下値を支えたもよう。もっとも、5月の中国貿易統計や、物価、金融統計を今週半ば以降に控え、様子見気分も漂った。
セクター別では、貴金属が全面安。太陽光・風力発電設備、酒造、バッテリー、不動産サービスも安い。半面、文化・メディア、観光・ホテル、通信関連、教育などが買われた。
上海B株指数は0.14%高の274.61ポイント、深センB株指数は0.09%安の1112.44ポイント。