2023-06-05 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小動き、米株高を受けた買いと利益確定売りが交錯
週明け5日の香港市場でハンセン指数は小動きで始まった。2日の米株式相場の上昇を受けた買いが入った半面、前週末に高かった不動産株を中心に利益を確定する売りが重荷。心理的節目の19000ポイントを挟んだもみ合いとなっている。
指数は日本時間午前10時42分現在、前営業日比0.28%高の19002.90 ポイントで推移している。個別では、不動産株の龍湖集団(
00960)と碧桂園服務(
06098)、碧桂園(
02007)が安い。アルミメーカーの中国宏橋(
01378)、大型ネット株のJDドットコム(
09618)と美団(
03690)も大幅に下落している。きょうからハンセン指数の構成銘柄となった銘柄は紫金鉱業集団(
02899)が売られる半面、トリップ・ドットコム(
09961)が大幅に続伸。国際金融銘柄のHSBC(
00005)とAIAグループ(
01299)が買われ、相場を支えている。