2023-05-31 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反落、中国の景況感悪化を嫌気
31日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.74%安の3200.31ポイントだった。深セン成分指数は0.95%安の10766.49ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5689億9800万元だった。
上海総合指数は終始マイナス圏でもみ合った。中国の景況感の悪化が嫌気された。寄り付きとほぼ同時に国家統計局が発表した5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.8となり、市場予想の49.4を下回り、前月実績の49.2から低下。非製造業PMIも前月から1.9ポイント低下した。もっとも、3200ポイント付近では底堅さをみせている。
セクター別では、電力、ガス、石炭、酒造が安い。半面、軍需関連、観光・ホテル、貴金属、インターネットサービスなどが買われた。
上海B株指数は2.04%安の274.10ポイント、深センB株指数は1.3%安の1111.27ポイントだった。