2023-03-22 |
香港/投資判断/電子・IT |
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美団の目標株価を引き下げ、強気判断継続=CLSA
CLSAアジア・パシフィック・マーケッツは最新リポートで、中国の生活関連アプリ運営大手、美団(
03690)の目標株価をこれまでの290HKドルから235HKドルに引き下げた。飲食店予約などの分野でTikTokとの競争に注目すべきとし、美団の利益率の低下を招く可能性があるとした。美団の2023−24年調整済み純利益予想をそれぞれ7%、9%下方修正した。『AAストックス』が22日伝えた。
CLSAは美団の22年10−12月期業績が引き続き新型コロナウイルス感染症から深刻な影響を受けたとの見方を示した。売上高は前年同期比17%増の579億元となり、うちネット出前サービスが19%増、飲食店・ホテル予約が16%減と予想。一方、中核のローカル電子商取引の調整済み税引き前利益は69億元となり、新事業の損失は67億元に縮小するとみて、黒字を維持できるとした。
美団の株価は日本時間午後4時59分現在、前日比0.08%安の130.00HKドルで推移している。