2023-03-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、プラス圏でもみ合う 様子見気分も
22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.25%高の3263.85ポイントだった。深セン成分指数は0.39%高の11472.04ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5948億8600万元だった。
上海総合指数は終始プラス圏でもみ合った。米金融当局が金融システム不安の拡大防止策を続けるとの見方から、前日の米株式相場が上昇したことを好感。中国当局の政策支援で恩恵を受けそうな銘柄や業績を手掛かりとした個別銘柄の物色も相場を支えた。一方、米金融政策の見通しが不透明ななか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表とパウエルFRB議長の記者会見を22日に控え、様子見気分も漂い、上値は重かった。
セクター別では、工事コンサルティングサービス、通信サービス、インターネットサービス、通信設備が高い。半面、貴金属が全面安となったほか、宝飾品、電子化学品、風力・太陽光発電設備が下げた。
上海B株指数は0.6%高の290.37ポイント、深センB株指数は0.68%高の1182.69ポイントだった。