2023-03-21 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:反発も上値重い、FOMC前に様子見ムード
21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.33%高の19063.60ポイントだった。中国企業指数は0.12%安の6462.08ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で496億2000万HKドル。
ハンセン指数は高く始まったが、前引け前にやや上げ幅を縮小した。世界的な金融システム不安への警戒感が後退し、前日のNY市場が上昇した流れを引き継いだ。また、指数は前日に2%超下落し、昨年12月7日以来およそ3カ月半ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がった。ただ、21−22日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれるとあって様子見姿勢も強まり、上値の重さが目立った。
個別では、薬明生物技術(
02269)と石薬集団(
01093)が6%超上昇したほか、舜宇光学科技(
02382)や李寧(
02331)も高かった。中国政府が軍需を手掛ける国有企業を強化する方針を打ち出したことを受け、中船防務(
00317)やアビチャイナ(
02357)も買われた。半面、JDドットコム(
09618)やホンコン・チャイナガス(
00003)が売られた。