ゴールドマン・サックスは最新リポートで、中国のスポーツ用品大手、李寧(
02331)を強い買い推奨の「コンビクションバイ」から除外した。粗利益率の先行きが不透明であることを理由に挙げた。一方、2022年12月本決算を発表した後に株価は約10%下落しており、1月末に付けた高値から3割下落したと指摘。投資判断を「買い」に据え置いた。目標株価は88HKドルから78HKドルに引き下げ、2023−26年利益予想も6−9%下方修正した。『AAストックス』が20日伝えた。
また、ゴールドマンは李寧の2022年下期業績について「予想通りだった」との見方を示した。売上高、政府補助金、利息収入の増加が寄与し、粗利益率の低下と営業コストの増加を一部カバーしたと分析した。
李寧の株価は日本時間午後2時3分現在、前日比4.33%安の55.20HKドルで推移している。