週明け20日の香港市場でハンセン指数は前週末の米株安の流れを引き継ぎ、反落して始まった。世界的な金融システム不安への懸念が残るなか、米連邦準備理事会(FRB)による利上げの先行きは不透明になっている。21−22日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見ムードが強い。
指数は日本時間午前10時37分現在、前営業日比1.11%安の19301.29ポイントで推移している。個別では、国際金融銘柄のHSBC(
00005)が売られている。スポーツ用品の李寧(
02331)、医薬品開発受託の薬明生物技術(
02269)は大幅に続落。半面、中国検索エンジン大手の百度(
09888)、半導体ファウンドリーのSMIC(
00981)が続伸している。