2023-02-27 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続落、一時プラス圏も上値重い 米利上げ長期化を懸念
週明け27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続落。前場終値は前営業日比0.12%安の3263.38ポイントだった。深セン成分指数は0.49%安の11730.24ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4677億9200万元だった。
上海総合指数は前週末のNY市場が下落した流れを引き継いで安く始まった後、ほどなくプラス圏に浮上したが、上値は重く、前引け間際に再びマイナス圏に沈んだ。指数は前週末まで3日続落した後とあって、買い戻す動きが広がったほか、全国政治協商会議と全国人民代表大会の開幕を週末に控えて政策期待も強まったものの、米国の利上げが長期化するとの懸念が相場の重しとなった。セクター別では、ゲームや半導体、証券が売られた半面、化学肥料や観光・ホテル、太陽光発電設備などが買われた。
上海B株指数は0.58%安の296.94ポイント、深センB株指数は0.30%安の1222.22ポイントだった。