週明け27日の香港市場でハンセン指数は続落して始まり、始値で心理的節目の20000ポイントを割りこんだ。米連邦準備理事会(FRB)による利上げが長期化するとの警戒感から売りが先行している。インフレ指標として注目される米国の1月の個人消費支出 (PCE) 価格指数が24日に発表され、変動の大きい食品、エネルギーを除くコア指数が前月比、前年比でともに市場予想を上回る伸びとなった。
指数は日本時間午前10時43分現在、前営業日比0.31%安の19947.05ポイントで推移している。個別では、電気自動車のBYD(
01211)、医薬品関連の石薬集団(
01093)と阿里健康(
00241)が安い。2022年12月決算をきょう発表する信義光能(
00968)と信義ガラス(
00868)も売られている。一方、前週末大引け後に2022年12月決算見通しを発表した海底撈国際(
06862)が大幅な逆行高。