2023-02-21 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅続伸、一時3300ポイント回復も利益確定の売りが重し
21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続伸。前場終値は前日比0.10%高の3293.71ポイントだった。深セン成分指数は0.14%安の11937.80ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6232億4700万元だった。
上海総合指数は寄り付き後、順調に上げ幅を拡大し、心理的節目の3300ポイントを回復。全国人民代表大会の開幕を3月5日に控えて政策期待が高まり、恩恵が期待されるセクターを中心に買いが入った。ただ、指数は前日に2%超上昇した後とあって、利益確定の売りが広がり、節目を守ることはできなかった。セクター別では、自動車、石炭、鉄鋼などが買われた半面、ゲーム、酒造、半導体などが売られた。
上海B株指数は0.03%安の298.43ポイント、深センB株指数は0.14%安の1232.76ポイントだった。