2023-02-21 |
中国/業界動向/不動産 |
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本土不動産市場、一部都市で回復の兆しが顕著=BofAS
BofAセキュリティーズ(BofAS)は最新リポートで、過去2週間に中国本土の一部都市で不動産市場が回復する兆しが顕著だったとの見方を示した。中古物件の取引件数が持続的に改善しており、おおむね2021年の水準まで戻っている。また、国家統計局のデータによると、1月の住宅価格が安定に向かい、上海市や江蘇省蘇州市などで新築物件の販売率も改善している。『AAストックス』が21日伝えた。
BofASは、足元の市況改善について、リバウンド需要によるものか、あるいは持続的な改善なのか、その解釈に投資家の関心が移っていると指摘。優良不動産企業の2月の販売実績は力強く回復するとみて、株価支援材料になるとした。