2023-02-02 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、米金融引き締めへの懸念後退 酒造株など高い
2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.29%高の3294.51ポイントだった。深セン成分指数は0.37%高の12202.62ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6378億4800万元だった。
上海総合指数は、序盤はマイナス圏での推移も目立ったが、プラス圏に浮上して前場の取引を終えた。上海総合指数は前日に終値で昨年8月17日以来、約5カ月半ぶり高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなったが、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の会見を受けて米金融引き締めへの過度な懸念が後退し、買いが広がった。セクター別では、酒造、半導体、バイオなどが買われた半面、教育、軍需、バッテリー素材などが売られた。
上海B株指数は0.29%高の300.47ポイント、深センB株指数は0.50%高の1226.12ポイントだった。