2023-01-27 |
香港/企業動向/電子・IT |
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アント・グループ、ジェフリーズが評価額を引き下げ 当初の3割程度に
アリババ集団(
09988)傘下の金融会社アント・グループが予定していた2020年11月の上場が白紙となって以降、その評価額の引き下げが続いている。ジェフリーズはこのほど、2022年11月末時点の評価額を同年5月末時点の700億米ドルから638億米ドルに再度引き下げた。新しい評価額は上場直前だった時期の約3割にとどまっている。『香港経済日報』が27日伝えた。
アント・グループの上場は当局によって差し止められたが、その直前の評価額は 2350億HKドルだった。最近ではアント・グループが再び上場を計画しているとの観測が流れたが、同社は今年1月、引き続き業務の改正とグレートアップに専念し、上場計画を再開していないとコメントした。
アリババ集団の株価は日本時間午後3時50分現在、前日比0.60%安の116.80HKドルで推移している。