民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)は7日大引け後、2022年11月の新車販売台数が前年同月比7%増の14万5100台だったと発表した。うち、高級電気自動車(EV)ブランドのZEEKRは1万1000台と5.5倍に達した。また、50%出資のLynk & Coと睿藍汽車(22年1月に営業開始)の販売台数は、それぞれ27%減の1万8200台、7400台だった。
新エネルギー車は急成長しており、電池駆動EV(BEV)が195%増の3万1300台、プラグインハイブリッド車(PHEV)が36%増の3400台、ハイブリッド車(HEV)が324%増の1300台だった。地域別では、中国本土が3%増の12万6400台、輸出は43%増の1万8600台。
1−11月累計の販売台数は前年同期比10%増の128万7000台となった。うち、電池駆動EVが369%増の22万4400台、プラグインハイブリッド車が243%増の5万9800台、ハイブリッド車が76.8倍の2万4500台だった。
販売台数とは別に、欧州のサブスクリプション(定額課金)契約顧客への11月のLynk & Co納車台数が1920台だった。1−11月累計では1万2582台となった。
吉利汽車の7日終値は前日比1.78%安の12.14HKドル。